大学生(大学院生)のうちのどれくらいの人がアルバイトに従事しているのでしょうか?
タイトルにもあるとおり、結論は大学生のうち86.1%の人がアルバイトをしています。大学院生で言えば84.8%です。
本文では、男女別にするとどうか?国立と公立と私立とではどうか?といったより詳しいところまで確認していきます。
また大学生たちがどんなアルバイトをして、どれくらい稼いでいるかもわかるようになっていますので、これからアルバイトを始めようとしているかたは参考にしていってください。
よろしくお願いいたします。
何のアルバイトをしようか迷っているかたは↓の記事をどうぞ
大学生がアルバイトをしている割合は86.1%
早速大学生がアルバイトをしている割合を確認していきます。
独立行政法人 日本学生支援機構が行った平成30年度学生生活調査のデータをもとに一覧表を作成していきます。
(スマホの方はスライド可)
区分 | H24年度 | H26年度 | H28年度 | H30年度 |
短大生 | 64.7 | 70.5 | 82.9 | 84.7 |
大学生 | 74.0 | 73.2 | 83.6 | 86.1 |
大学院生 (修士) | 78.3 | 77.6 | 82.3 | 84.8 |
表のとおり、大学生がアルバイトをしている割合は86.1%でした。
短大生は84.7%、大学院生は84.8%
通っている学校別でたいした差はないことがわかります。
また、平成24年度(74.0%)と平成30年度(86.1%)のデータを比較するとアルバイトをしている学生が増えています。
大学生たちがアルバイトをしなければならない状況になってしまっているか、アルバイトを自分からやりたいという人が増えてきているということですね。
私が大学生のときの体感ですけど、まったくアルバイトをしていない友人を2人だけ知っています。
1人はめちゃくちゃ優秀で学費がほぼ免除になっていたので、アルバイトをする必要がなかった人です。
「バイトするくらいなら勉強する」っていってました。
もう一人はコミュニケーションをとるのが苦手な人でした。アルバイトしようと思っても全然続かないからあきらめたそうです。
その他の友人や知り合いはみんな何かしらのアルバイトをしていましたので、この調査と同様ほとんどの学生がバイトをしていました。
男女別アルバイト従事者の割合
続いて、男女でアルバイト従事者の割合が異なるかどうかをみます。
男性 | 女性 | 平均 | |
短大生 | 76.6 | 85.5 | 84.7 |
大学生 | 83.3 | 88.9 | 86.1 |
大学院生 | 85.4 | 83.1 | 84.8 |
結果は表の通り、短大生・大学生は女性のほうがアルバイトに従事している割合が高く、大学院生は男性のほうが割合が高くなりました。
大学院まで行った女性はアルバイトよりも研究の方に時間をかけているのでしょうか?
またはアルバイトではなくて別の方法でお金を稼いでいるかですね。ブログとか動画とかプログラミングとかで。
設立者別アルバイト従事者の割合
今度は国立、公立、私立といった設立者別アルバイト従事者の割合を見ていきます。
私の意見では、私立大学の方が国公立大学に比べて学費が高いのでより多くの学生がアルバイトをしているのではないかと思っています。
割合[%] | |
国立大学 | 86.5 |
公立大学 | 89.2 |
私立大学 | 85.8 |
平均 | 86.1 |
結果は公立大学の学生が一番アルバイトに従事しているという結果になりました。
予想がハズレました。公立が一番ですか。
私立は国立大よりかは割合が多いですね。ただ、学生の数で考えれば
- 国立大生が約63万人
- 公立大生が約13万人
- 私立大生が約210万人
なので圧倒的に私立大学の学生数が多いですけどね。
アルバイトの人気の職種は?
大学生の86.1%がやっているアルバイトですが、何のバイトしているかを今度は見ていきます。
ランキング形式で見ていきましょう
第1位:飲食業
飲食業が42.4%を獲得して第1位になりました。
ファミレスや居酒屋や個人経営店などさまざまなお店がありますし、普段お客としても利用するので身近で馴染みやすいといったところが人気の理由ですね。
私はファミレス(藍屋)のキッチンと、個人経営のイタリアンをやった経験があります。
同年代の学生がたくさん集まるので、サークルみたいな感覚で友人がたくさんできました。飲食バイトはとてもオススメです。
第2位:販売
販売が24.4%を獲得して第2位になりました。
販売は具体的にいうと
- コンビニ
- スーパー
- デパート
- 量販店
などのことです。こちらも飲食と並んで馴染み深いですよね。
1位と2位で全体の66.8%を占めています。半数以上の人が飲食が販売のアルバイトをしています。
第3位:家庭教師
第3位には大学生らしい仕事ですね。家庭教師が入りました。
家庭教師という職種には
塾、予備校講師・家庭教師・試験監督・採点業務
を含んでいます。
偏差値の高い大学へ通っている学生さんは、時給も高くなりやすいですし、体力的にはそれほど大変ではないので人気です。
私は試験監督のバイトを経験したことがあります。
試験中は見回りだけですし、2日間働くだけで1万円ほど稼げるのでとてもオススメのバイトです。
第4位以下紹介
4位以下は割合が少なくなってきてますので、まとめて紹介します。
販売・飲食業を除く軽労働
販売・飲食業を除く軽労働の中には、
清掃・警備・包装・配布・新聞配達・製造・調査・イベントスタッフ
が含まれます。
私は警備員の仕事をしたことがあります。あまりいい思い出ではなかったです。。
私には合わなかった警備員の仕事、きっと合う人もいるんでしょうね。いいな
事務
事務の仕事は
一般事務・データ入力・パソコン入力事務・コールセンターなど
が含まれます。
この仕事をやっている人は見たことないです。こっそりやってるんでしょうかね?
重労働・危険作業
この仕事は
土木工事・重量物運搬・引越しスタッフ・倉庫整理・プレス作業・建築の現場作業・高所の屋外作業など
です。工事現場の作業員か、引越し作業ですね。
大学に通いながらパワー系の仕事をするのは大変!
体育会系の人たちならやれるでしょうか。
私が引越しするときの作業員さんはおっちゃんと学生さんの二人でした。
特殊技能
通訳・翻訳・製図・プログラミング・インストラクターなど
学生のうちに特殊技能で稼ぐなんてすごいですよね。
プログラミングで稼ぐのが特殊技能に含まれるならば、ブログで稼ぐのも特殊技能でしょうね。学生ブロガー頑張ろう!
投資も特殊技能か?
大学生アルバイトの収入
大学生のアルバイトでいくら稼いでいるのか?確認していきましょう!
大学生のアルバイトによる収入は年間
¥401,500-
40万円て少ないと思うんですけど、みんなあんまり稼いでないですね。
まとめてみると、、
年間収入 | 401,500円/1年 |
月間収入 | 約33,458円/1ヶ月 |
時給900円とすると労働時間は | 約37.18時間/1ヶ月 |
週3で働くとすると | 約3.1時間/1回で達成 |
私のアルバイトは年間90万円くらい稼いでましたね
はは、楽しかったからバイトばっかりしていました。1回3時間からOKなんてアルバイトもあまりなかったきがします。
平均値なので、めちゃめちゃ稼いでいる人とちょびっとしか働いていない人で分かれているのかも知れないです。
まとめ
大学生のアルバイト事情をまとめてみましょう。
- 大学生がアルバイトをしている割合は86.1%
- 大学院生がアルバイトをしている割合は84.8%
- 男性より女性の方がアルバイトをしている割合が高い
- 国立、公立、私立では公立大学の学生が一番アルバイトをしてる割合が高い
- アルバイトの人気の職種は1位飲食、2位販売、3位家庭教師
- アルバイトの年間収入は401,500円
大学生のアルバイト事情についていろいろ見てきました。
平均と比べてあなたはどうだったでしょうか?
- アルバイトをしていない、とか
- みんながやっていないアルバイトをしている、とか
- もっといっぱい稼いでいる、とかあるでしょう。
アルバイトは大学生の多くが経験するものです。ただやるのか、経験を自分の糧にするのかはあなた次第です。
よいアルバイト生活を楽しんでください。
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コメント
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こちらのブログにリンクいただきました。ありがとうございました